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多発性骨髄腫の種類

骨髄内に発生し、免疫系を形成する形質細胞を侵す疾患である多発性骨髄腫には、いくつかの異なる種類が存在します。 形質細胞の主な種類は、リンパ球、T細胞、B細胞で、いずれも体が感染と戦うのを助ける重要な役割を担っています。 形質細胞ががん化すると、非常に速いスピードで増殖・分裂します。 その結果、不健康な形質細胞が蓄積されると、血液中に高濃度のタンパク質が生成され、免疫システムの低下など健康に悪影響を及ぼす可能性があります。 また、過剰な細胞は骨や他の組織に腫瘍(プラズマシトーマ)を形成することもあります。 複数の形質細胞腫が発生した場合、この疾患は多発性骨髄腫と呼ばれます。

多発性骨髄腫は、「くすぶり型」と「活動型」のいずれかと呼ばれることがあります。 くすぶり型多発性骨髄腫は、症状があり、低血球や貧血、カルシウムや骨の問題、感染症、腎臓の損傷や不全などの問題を引き起こす活動性骨髄腫とは対照的に、無症状で問題を引き起こさない骨髄腫の初期型です。

免疫グロブリンに基づく5種類の多発性骨髄腫

複数の骨髄腫は、がん細胞が作り出す抗体(免疫グロブリン)の種類に基づき分類されています。 各免疫グロブリンは、2本の長い(重)タンパク質鎖と2本の短い(軽)タンパク質鎖で構成されています。 多発性骨髄腫の5つのタイプは、重鎖のカテゴリーに基づき、ギリシャ文字で記述されています。

  • ガンマ (IgG)
  • アルファ (IgA)
  • ミュー (IgM)
  • イプシロン (IgE)
  • デルタ (IgD)

それぞれ、次のような重鎖の種類があります。 これらのタンパク質は体内で異なる働きをし、それぞれの量は電気泳動と呼ばれる血液検査で測定することができます。 最適な治療方針を決定するためには、医師が患者さんの症状に関係するタンパク質を理解することが重要です。 骨髄腫関連疾患には、治療が必要なものとそうでないものがあります。 モフィットがんセンターでは、悪性血液学プログラムを運営する多職種チームが、骨髄腫の治療において豊富な経験を有しています。 最先端の検査方法を用いて患者の状態を正確に診断し分類した後、これらのがんの専門家が共同で個別の治療計画を推奨し、患者の経過を継続的に監視します。

多発性骨髄腫の種類についての詳細は、1-888-663-3488にお電話いただくか、新患登録フォームを使用してください。 紹介のあるなしに関わらず、患者さんを診察しています